No. 17 アオツヅラフジの種
秋から冬にかけて林縁や、道端のフェンスに蔓が絡まって小さなブドウのような実が付いているのを見たことはありませんか? 美味しそうに見えますが、これはブドウではなく「アオツヅラフジ」の実で、アルカロイドを含んでいて食べられません。
アオツヅラフジの蔓は、縄文の時代からこれでかごを編んで物入れを作るのに使われてきたそうです。これを葛籠(つづら)と呼んでいますが、昔の人は、着物や色々な生活用具を入れるのに使ったと言います。
さて、アオツヅラフジの実は丸いブドウのような形ですが、実をつぶして果肉を取ると、写真のような種が出てきます。
大きさは4mmほどですが、何だこれは?と言うような形をしています。さて皆さんは一体何に見えますか? イモムシの様にも、カタツムリのようにも見えますね。大きくすればアンモナイトの化石のようにも見えます。
アオツヅラフジの種はどうしてこんな不思議な形になったのでしょうか。
アオツヅラフジを見つけたら、是非その形を見てみて下さい。(H27/12/4た)
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