皆さん、散歩等で、好きな植物があるお気に入り公園に行くことがあると思います。ここでの公園は、都市公園と呼ばれ、住民の広範囲の利用を想定したものです。一方で自然を保護する公園として、自然公園があります。
この都市公園は、その目的から、植物が突如伐採されたりすることがあり、残念だと思うことがあります。人の営みが優先されますので、仕方がないことと思うようにしています。
今回は、この冬に、自宅近くで見た花について書きます。自然の中の自生しているものではなく、栽培種とか、園芸品種と呼ばれるものとなります。
冬の花の1点目は、「ロウバイ」です。漢字で「蝋梅」と書きますが、ウメの仲間ではなく、ロウバイ科ロウバイ属に分類され、中国原産で、江戸時代に導入されました。(ウメはバラ科サクラ属です)また、ロウという名前の由来は諸説あり、「12月に咲くので旧暦の蝋月から」とか「花びらがろう細工のようだから」とかありますが、私は、ろう細工説の方が好きです。(12月は師走ですが、旧年と新年を繋げるという意味で蠟月ともいうそうです)
また、ロウバイは、四大香木の一つで、さわやかさの中に甘さを感じる強い香りで、春の期待を感じさせます。
写真のものは、ソシンロウバイといい、花が全て黄色となります。
2点目は「サザンカ」です。ツバキ科ツバキ属で、日本の固有種です。冬に、公園、庭先でよく咲いている花です。類似のものでツバキがありますが、一番の見分けポイントは、サザンカは花弁が一枚ごとに散ることです。サザンカもツバキも園芸品種が多くどちらも300種以上あるといわれています。また、カンツバキは、サザンカとツバキの交雑種という説もあります。
写真のサザンカの園芸種名はわかりませんが、赤いサザンカの中に、白いサザンカの咲いている株がありました。
冬場は、花に出会う機会が少ないので、近所の様子を紹介してみました。
(M.S 2025.01.30)
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