カスミサンショウウオは日本の固有種で10cm位の大きさのサンショウウオです。成体は林や草地に生息すると言われていますが、ふだんは浅い土の中や落葉・倒木・石などの下に潜んでいてミミズや小さな昆虫などをエサにしているとのことです。繁殖は春先に林縁の湿地や池沼などで行われ、産卵場所には湧水のあるところが多く卵嚢は水中の落葉や落枝などに1対ずつ産みつけられます。写真は府民の森で見かけた卵嚢です。
これが無事に成体になることを祈りたいと思います。またこのような希少な生き物がいる自然を大切にしていきたいものです。(2015/3/29 た)
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