NPO法人日本パークレンジャー協会では、2016年~2022年に東京海上日動火災保険株式会社の「Green Gift プロジェクト」に参加し、国内環境保護活動として小学生を含む家族を対象に自然体験の催しを実施しました。
東京海上日動の Green Gift プロジェクトの詳細はコチラをご覧ください。
実施した活動の紹介:
2020年度の活動(2020/10/1~2021/9/30)
2019年度の活動(2019/10/1~2020/9/30)
2018年度の活動(2018/10/1~2019/9/30)
2017年度の活動(2017/10/1~2018/9/30)
2016年度の活動(2016/10/1~2017/9/30)
Green gift地球元気プログラムは2022/9/30で終了しました。
Green Gift地球元気プログラムの全国ふり返り会議が実施されました。
パークレンジャー協会では、2017年から東京海上日動保険(株)主催のGreen Gift地球元気プログラムに参加してきましたが、今年で東京海上として事業は終了しますのでGreen Giftの活動はこれで最後となります。
Green Giftの取組では、小学生を含む家族を対象に以下のようなイベントを実施し、活動をを通じて身近な森の魅力やその大切さを伝えることができました。またパークレンジャーとして色々な分野で幅広い活動ができました。
2017年 ヒノキ丸太切 &皮むき体験 、ヘイケボタル観察、ツリーイング
2018年 木を切る体験と秘密の基地づくり
2019年 ヒノキの丸太で椅子作り、ブッシュクラフト
2020年 金剛山の夜の生きものの動画づくり
2021年 竹の水鉄砲つくり、季節の植物紹介冊子作り
2022年 竹やサクラの小枝でクラフト
ふり返り会議では、全国の活動団体が2022年の活動紹介と活動の成果を発表し、最後に東京海上日動(株)より活動への謝辞がありました。最後に今後も関係団体がつながりを持って活動して欲しいとのメッセージを共有して終了しました。
参考: 各団体の活動報告
(2022/12/18た)
Green Giftの催しでサクラの小枝を使ったクラフト「もっくんつくり」を実施しました。
前回の竹トンボ作りに続いて、子どもたちにナイフが使えるようになってもらうというのがねらいです。
催しでは参加者にナイフの使い方を説明した後、自分の好きな小枝を選んでもらい、作業しやすい長さに切って制作をしました。最初子どもたちは、うまく木を削ることができませんでしたが、コツを覚えると段々上手に削れるようになり、それぞれの作品ができ上がりました。
ふり返りでは、子どもたちが自分の作品を紹介しながら、木を切るのは疲れたけど木を削って自分だけの作品をつくるのがとても楽しかった。今度自分で工作をしてみたい。保護者からは、刃物を使う機会を得て良かった。自然素材のことが分かった。身近なところに素晴らしい自然があることを知った...など、多くの気づきのコメントをいただきました。
当日の様子
Green Giftの催しを実施しました。今年度のテーマは「小さなサバイバル体験」と言うことで、今回の催しでは、ナイフの使い方を覚えてもらうために竹トンボを作ってもらいました。
現代の子どもたちは普段の生活でナイフを使うことがほとんどありません。刃物は危いと言うイメージがありますが、正しい使い方を身に付ければ色々な役に立ちます。また刃物を安全に使うことを身近に感じて物事に配慮する人になることにもつながります。
子どもたちは最初はぎこちない手つきでしたが、教えてもらったやり方で段々上手に竹が削れるようになりました。できた竹トンボを飛ばすのも、バランスを取りながら、飛ばすコツを覚えて最後はうまくできるようになりました。
2020年度のGreen Giftの活動(2020/10/1~2021/9/30)で、全国ふり返り会があり、JPAから2名が参加しました。
北海道から九州まで15団体が参加して今年度の活動状況が報告されました。参加団体
全国の実施状況では、コロナ禍で野外で活動できた団体が25%、オンラインイベント実施が25%、そして半数の団体がツール制作(動画・冊子・自然体験キットなど)と言う状況でした。参考:各団体の実施状況と実施内容
JPAでも野外でクラフトの催し2件を計画しましたが、実施することができず、代替事業として府民の森の季節の草花紹介の冊子を制作しました。
なお、これ以外にも日本NPOセンター主催の夏の特別イベント「見てみよう!夜の動物たちのくらし」にWebで参加できたことは良い体験となりました。
2021年度(2021/10/1~2022/9/30)は、Green Giftの活動として最終年度になります。園地での催し実施を計画したいと思いますが、状況次第でオンラインイベントやツール制作など柔軟に事業展開できるようにしておく必要があります。(T.T)
全国から27名の方にオンラインで参加頂き、府民の森に設置した赤外線カメラの撮影映像を通して、夜の動物たちの姿・形や生態を見てもらいました。
最初に、「ハイキング道や広場にやってくる動物」の動画を見てもらい、クイズを楽しみながら、動物の生態や植物との関係を説明しました。「ハプニング集」(赤外線カメラに対する動物たちの不思議な行動)でちょっと一息ついてもらってから、「池のいきものをねらってあつまってくる動物たち」の動画を通して、いきもの同士のつながりと外来生物について説明しました。
オンラインイベントの様子は個人情報の関係で掲載できませんが、説明内容は下段の写真を参照下さい。
夜の動物を実際に見ることはなかなか難しいのですが、赤外線カメラの撮影映像を通して、いろんな夜の動物のくらしを知ってもらう機会が提供できたのかなと思っています。オンラインでの映像体験をきっかけに、より自然に関心を持ってもらい、山や川に出かけてもらえるようになれば嬉しいです。
2019年度 地球元気プログラム成果レポート(2019/10/1~2020/9/30)
2019年度のグリーンギフトの活動の全国ふり返りWeb会議が実施され、JPAから2名が参加しました。
北海道から九州までの各地の活動団体から、マイクロプラスチック削減や干潟や川の流域保全、里山環境保全や町おこし、また自然公園での各種イベントなどの活動報告があり、JPAからは竹を使ったクラフトの催し1件と、代替事業として金剛山の生きものの動画制作を紹介しました。
新型コロナ感染防止の対応では、Webを使ってオンラインでのイベント取り組みもあり、今後JPAでも参考にしてオンラインイベントを考えて行きたいと思います。
新型コロナウィルスの拡大により
今期2回の催しができませんでした。
代替事業として府民の森ちはや園地の夜の動物の生態動画を作りましたのでご覧ください。
4月から外出自粛で催し中止をしていましたが、今期最初のGreen Giftの催し「作ってみよう 竹の水てっぽう」を大阪府民の森むろいけ園地森の宝島 で実施しました。
6家族22人の参加者で、午前と午後に3家族ずつ過密状態にならないようにして、スタッフはフェイスシールドをして参加しました。
ご挨拶・安全のお願いをしてからレンジャーが指導して親子で協力して竹を切って竹筒に穴あけ、次に水を押し出す側の竹にスポンジを巻いて布を被せて輪ゴムで固定して完成です。
できた水てっぽうは、さっそく試し打ち。最初はうまく飛びませんでしたが、慣れてくると遠くまで飛ぶようになり、子どもも大人も夢中で水てっぽうを的に向けて飛ばしていました。
あっという間に時間が過ぎましたが、参加した子どもたちからは、自分で竹を切って水てっぽうを作るのが面白かった。飛ばして遊ぶのがすごく楽しかった。竹で工作をして遊べることの驚きと発見...。
大人の方は、子どもがノコが使えるようになって良かった。竹って意外と固い。竹の構造が分かった。竹の工作は環境にやさしい遊びだ...。などの感想をいただきました。
2020/2/22(土) 「身近な森で焼イモ大会」は中止しました
多数ご応募をいただきましたがコロナウィルス拡散防止のため
中止とさせていただきました。
2/22(土)に実施する「身近な森で焼イモ大会」の下見をしました。
今回は、マキ割や火を焚いて焼いも、シイタケの菌打ちなど、小さなサバイバル体験をしてもらいます。
グリーンギフトの催し事業年度最後のイベントを実施しました。快晴の下、7家族20人の参加者で野外料理でカレーライスを作って食べました。
最近では家庭で火を起こしてご飯を炊いたり、調理することはほとんどありません。今回は初歩的なサバイバル体験として、親子で火お起しをして飯ごうでご飯を炊き、カレーを作り、竹を切ってカレー皿とお箸を作って皆で食べました。カレーを食べたあとは森遊び。スラックラインと野外ゲームでカモフラージュをして過ごしました。
ふり返りでは参加者の皆さんから、ご飯を作るのが楽しかった。竹を切ってお皿やお箸を作るのが面白かった。森遊びが楽しかった。自分たちだけでもやって見たい。身近な森に生き物がいることが分かった...。など色々な気付きの感想がありました。
この催しは2019/9/14に再度実施する予定です。
第6回目のGreen Giftのプログラムを実施しました。
今回はブッシュクラフト(森の材料を利用して作る用具)をテーマにして、以前催しで切ったヒノキの丸太をノコで切ってイス作りや、竹を利用してイスやベンチを作りました。
丸太のイス作りでは刃物の使い方を聞いた後、丸太をノコで切って持ち手を作る作業をしました。木を斜めに切るのは難しかったようですが、家族で協力して1時間程で出来上がりました。出来た丸太のイスには名前や絵を描いて完成です。
午後は竹を利用したイスやベンチ(ブッシュチェアー/ブッシュベンチ)を作りましたが、参加者の皆さんは竹で簡単にイスやベンチが作れることに驚いていました。完成した竹のベンチに子どもたちが座って楽しそうに話をしているのが印象的でした。最後にサクラの小枝をナイフで削って鉛筆やモックンを作ってもらいました。
ふり返りでは、イス作りが面白かった。イスがとても気に入った。森の材料で簡単に道具が作れることが分かった。今度キャンプに行ったら竹でイスを作って見たい。森は手入れをしないといけないことが分かった。身近な森にウサギやリスがいると聞いて探して見たい...。などの感想をいただきました。
今回の催しは去年9月8日に実施予定でしたが、台風で中止したため再実施したものです。
当日は朝から好天で8家族25人が参加され、森で木を切る体験をして「秘密基地」を作りました。
午前中はアイスブレイクゲームをしてから、森には手入れが必要なことや、ノコの使い方・木の切り方を説明して3班に分かれて森の作業を体験してもらいました。
まず最初にスタッフが木にロープをかけてノコで切り目を入れて子どもたちが引っばって木を倒しましたが、木が倒れる時、参加者から思わず「おおっ」と声が上がりました。倒した木は班ごとに枝を落として集積していきます。
最初はうまく切れなかった子もだんだん太い木が切れるようになり、最後に森に入って自分で木を切る体験もしました。
昼の時間には、スラックラインに挑戦してもらい、チョット一休み。
午後は、秘密基地の骨組みを作り、切った木の枝や葉を置いて基地にして行きます。ササを刈って来て絨毯(じゅうたん)にしたり、赤い実が付いた木を入口に飾ったり、木の輪切りに名前を書いて表札を付けたり、子どもたちは皆で色々工夫して、あっという間に秘密基地が出来上がりました。それぞれの秘密基地では、子どもたちはかわるがわる中に入って住み心地を確認していました。秘密基地が完成したところで班ごとに記念撮影。そして最後はできたての焼いもを皆でいただきました。
ふり返りでは、大人も子どもも木を切ったり秘密基地を作るのがとても楽しかった。森にも手入れが必要なことが分かった。焼いもが美味しかった。子どもに自主性が感じられた。もっと自然のことが知りたくなった...などのご意見をいただきました。
スタッフ一同、参加者の皆さんが最後まで安全作業に協力いただいたことに感謝するとともに、またいつか府民の森でお会いできることを楽しみにしています。(20191/21た)
この日予定していた催しは、9/4に台風21号の通過により園地に多数の倒木の被害が発生しました。このため予定していた催しは中止しました。なお、この催しは来年1月19日に再度実施を予定していますので、参加出来なかった皆様、ご期待ください。
雨模様の中でしたが、現場でプログラムの内容や安全管理について打ち合わせをしました。写真は昼休みに遊んでもらうスラックライン(ベルトの上を歩く綱渡り)の設置確認とハンモックの試作をしているところです。
第4回のGreen Giftプログラムを実施しました。今回は9家族28人の参加で「秘密基地作り」と「シイタケの菌打ち体験」をしていただきました。
朝から晴天に恵まれ、開会のご挨拶後、アイスブレイクゲームをしてからメインプログラムの「秘密の基地作り」を開始しました。
3グループに分かれて雑木林の手入れで出た木の枝・葉などを集めてきて自由に秘密基地(ティピー)を作ってもらいましたが、参加者はもう全員夢中...。材料が足りなくなると、スタッフに教えてもらいながら間伐する木を一緒に切って材料を作ります。自分たちの基地が完成すると小屋の前で記念撮影。子どもも大人も「やったぁ!できた!」と満足気でした。
午後はシイタケの植菌体験をしてもらいましたが、最初は興味を示さなかった子どもたちも、木に穴を開けてシイタケ菌の種コマを打ち出すと、打つのが楽しくなって、あっという間に打ち終わりました。
作業終了後は、お昼に皆で仕込んだ焼いもを食べて一息つきました。
ふり返りで、子どもたちは「基地づくりがとても楽しかった」、「思った以上のきちが作れてたのしかった」、「木の上に基地を作りたい」、「ノコギリで大きな木を切って見たい」、「今度キャンプに行ったらあんな基地を作って見たい」、「森に色々な生き物がいることが分かった」、「キノコ打ちも楽しかった」など。
大人の感想では、「基地作りは大人も楽しめた」、「普段親の言うことを聞かない子が、この日はとても素直に行動していたのに驚いた」、「こんな自然環境を大切にしたい」などのコメントをいただきました。
次回また参加をお願いして今回の催しを終了しました。(2018/3/10た)
第4回の催し「身近な森を遊びつくそう!」の下見で、ティピーを作ってみました。竹材で骨組みを作り、そこに間伐で出た木の幹や枝葉を寄せ集めて秘密の小屋(ティピー)が完成しました。
できたての小屋に一人ずつ入って見ましたが、思わず皆笑顔になってしまいました。
因みにイギリスでは、都市近くにある公園では、子どもたちが自由に木を集めて隠れ家(秘密基地)を作れるようになっており、これをDENと言うそうす。(2018/2/24た)
東京海上日動保険(株)の本社にてGreen Gift元気プログラムの年間ふり返り会議が実施されました。全国20の活動団体、環境省地方パートナーシップオフィス、日本NPOセンター、東京海上日動から総勢57名の参加でした。
会議では、この一年のGreen Gift の催し参加者のアンケート結果の報告の後、グループに分かれて活動の工夫点や今後の課題等を話し合い、最後にまとめて発表するWSが実施されました。
第3回目のGreen Giftプログラムを実施しました。当初9/18に実施予定でしたが、台風のため9/30に延期となりました。
当日10:00には全家族が集合、開会の挨拶、諸注意などの後、アイスブレイクゲームで打ち解けをしてからいよいよ木登りです。ツリーイングのインストラクターさんにハーネスをつけてもらい、登り方や安全の指導を受けてから登り始めました。最初は勝手がわからず戸惑っていた子どもたちも要領が分かると自力でどんどん登れるようになり「面白い」、「楽しい」と大声が出るようになってきました。登る途中にセミの抜け殻や、カタツムリ、タマムシなどを見つける余裕も出てきた子もいます。約10mを登り切ったところで上からの眺めや、木の気持ちを味わってもらいました。
お昼の休憩時には、自然遊びで竹馬やドングリのパチンコ、クラフトなどにも親子で挑戦してもらいました。午後は木登りに再チャレンジ。子どもたちは慣れた様子でどんどん登って行きます。子どもたちの楽しそうな姿に触発されてか、3人の保護者の方も新たに木登りに挑戦されました。
木登り後に書いていただいた感想には、「きのぼりせいこう。たのしかった」、「すごくたかかった」、「たかくてながめがよかった」、「初めての体験たのしかったです」、「おサルの気持ちが味わえてたのしかったです」、「鳥の気分でした。15mの世界は最高!」などがあり、また「森をきれいに里山の大切さを実感した」、「近くにこんな自然があるのは知らなかった」、「街中ではあまり見かけない虫が多くいました」などの気づきの言葉をいただきました。(2017/9/30た)
第2回目のGreen Gift プログラムを実施しました。今回は7組の家族で合計29名の皆さま(大人15、子ども14人)に参加いただきました。
スタッフは9:30に現地に集合、午前中に会場準備を完了。14:00には開会挨拶、自己紹介と諸注意をしてから動物交差点でアイスブレイクをしました。中々自分がどんな動物なのか当てるのに苦労しました。
その後2チームに分かれて、交互にカモフラージュとシノ竹の紙鉄砲で遊んでもらいましたが、最初要領の分からない子もいましたが、すぐ慣れてきて夢中になって遊んでいました。
16:00からは全員でピザ作りに挑戦です。ピザ生地を作る材料の入った袋に水を入れ、家族で協力して何回もこねた後、発酵を待ちます。この間にピザを焼く順番を決める家族対抗パチンコゲーム大会をしましたが、中々的に当たらず、家族の代表を応援する声が飛び交い賑やかでした。
発酵ができると生地を伸ばしてトッピングを載せて焼ける順を待ちます。できたてのアツアツピザは中々の評判でした。片付けをした後、ホタルのクイズをしてヘイケボタルのことを事前勉強。観察中はライトを点けないなど約束をしてから、20:40頃ホタル観察に出かけました。八ツ橋では、あちらこちらで光り出したホタルに全員釘づけ状態でした。あちらこちらで点滅するホタルに皆さん暑さも忘れて夜の光のドラマを楽しんでいました。
ふり返りでは、身近なところに素晴らしい森があるのが分かった。この楽しさを周りの人に伝えたい。手作りピザがとてもおいしかった。ホタルが見られて良かった。初めてヘイケボタルを見ました。ヘイケボタルが小さいのに驚いた。ホタルの餌を大切にしたい。これからも子どもたちと自然の遊びを体験したい。などのコメントをいただきました。(2017/7/24た)
写真掲載は参加者の了解をいたたいています・。
7/15(土)に本番の身近な夜の森を探検しよう!の下見を7/9(日)に大雨後に行いました。ヘイケボタルはちゃんと飛んでいました~♪
これはイベント本番が楽しみです。
第一回目のGreen Gift プログラムを実施しました。ファミリー5家族13人の参加で、10:00からご挨拶、自己紹介、諸注意のあと、全員でアイスブレイクゲーム、続いてカモフラージュをして自然の生きものの擬態を体験してもらいました。
一休みした後は丸太切りに挑戦です。レンジャーからノコの使い方を教えてもらい、先ず約5cmのヒノキの丸太を切り、次に10cmの丸太を切ってもらいました。単純な作業ですが、木を切るのは人の本能を刺激する様で、子どもも大人も何回も何回も切っていました。
午後は、全員ヘルメットを着けてヒノキの人工林に移動。森の働きの話を聞いてから林内に入ってヒノキの伐採を見学。そして倒した木は順番に枝払い。丸太切りでノコの扱いには慣れたせいか、全員上手に作業できました。枝払いした木は2mの長さにスタッフが切り、参加者の皆さんに皮むきをしてもらいました。竹ベラを使ってヒノキの皮がつるりとむけると、その白さに一同感動です。
終了後のふり返りでは、次のような参加者の声がありました。大阪の近郊でこんなに良い自然があるのが分かった。CO2を減らす努力が必要と感じた。木を使った工作がしたい。カモフラージュが楽しかった。ヒノキの皮むきが楽しかった。ヒノキの皮が綺麗に剥けることが新鮮だった。なかなか森に行けないけど楽しかった。などなど参加いただいた皆さんには、実際に森での体験をすることにより、自然を身近に感じ、森で活動することの楽しさを知っていただけたのではないかと思います。(2017/7/8ち)