暖かかった週末から一転、ときおり強い風が吹く寒空の下、3名で景観整備。午前中は第1炊事棟北側斜面の整備。手刈りを活かして切り株や枯木まわりの下草を刈り取り、数が増えていたカラスザンショウを数本間引きました。また道沿いのアカマツの剪定も行いました。
午後からは、暖かい日差しの下、刈ったササや木の長さを揃えて見栄えよく整理した後、八ッ橋湿地帯のミズバショウの株数を調べました。約1400株と2022年の2400株から大きく数を減らしています。昨年・今年の少雨による水量・水位変化やイノシシの食害の影響でしょうか。
【今日のいきもの】
今年も早春のいきものに出会えました。下草刈り中にシュンランが新たに見つかったのは嬉しい限り。一方帰り道で小さなネズミに出会いました(頭胴長5cm位、やや明るい灰褐色で尻尾が短い。ハタネズミの幼体かハツカネズミ?)。いろんな環境にいろんな生きものが暮らしているので、刈らない草地も残しておいた方がいいのかな?
3月に入りましたが、季節は逆もどりしたようで、厳寒ということはないですが、気温は低く風もありました。
作業は、午前は2班に分かれて、人口林での竹の伐採と、八つ橋周辺のミズバショウのカウント用の線引き作業を行いました。午後は、竹の伐採の続き、さんさくの路の池の環境整備を行いました。
今日の園地は寒い一日でしたが、周囲を見ると、シュンランの新芽があったり、アセビの花も目立つようになりました。ミズバショウも少しですが、白い苞が出たりしてます。
(3月31日にミズバショウハイキングも予定されています)
春も近くなりましたので、是非、園地をご訪問ください。
本日は、気温は上がらなかったのですが、晴天で風もなく、作業するには最適な日よりでした。
作業は、午前は、2班に分かれて、1班はさんさくの道の池の水位確保の為の水路づくりをしました。2班は、八つ橋周辺のミズバショウ発芽数のカウントを行いました。午後は、全員で人工林内の竹の伐採、及び周辺の草刈りを行いました。
さんさくの道の池の水路づくりは、カエル等両生類の産卵環境の整備であり、ミズバショウのカウントは、環境調査のひとつであります。まだ発芽してない株もあるようで、今後の調査が望まれます。人工林内に侵入している竹の伐採も環境整備の一環でこれからも継続することになりそうです。
暖かくなり、来訪者も増えてきました。森林整備においても、少しずつですが、環境整備が進んでいます。 どうぞご期待ください。
降ったり止んだりの雨模様の中、機材の整備・整理と、両生類の産卵環境確認と産卵状況調査を2名づつ分担して行いました。
機材の整備・整理では、調子が悪かった刈払機(2号機)のナイロンカッターの取り付けを再確認しました。また倉庫内棚の設計と必要資材見積もりを行いました。
両生類の産卵環境確認と産卵状況調査では、例年と同じ場所でアカガエルの卵隗が確認されました。ただ、さんさくの路沿いの池は干上がってイノシシのヌタ場になっていて、泥上げや土嚢の再設置等なんらかの対策が必要と考えます。今後の作業に備え、共用の長靴とトロ舟を調達しました。
【今日のいきもの】
管理道沿いのラクウショウがきれいに葉を落とし、炊事棟横の柿もすっかりなくなってました。雨が上がるとカラ類や冬鳥が飛び交い、ウグイスのさえずりも聴こえてきました。初鳴きでしょうか、まだまだ練習必要です。
2月になり、気温は低いものの、本日は晴天で、風のない時は快適で、春はもうすぐかなという感じでした。
作業は、午前に、第1キャンプ場エリアのササ刈りを行い、午後は、人工林入口前広場のササ刈りを行いました。
本日も、刈り払い機を用いての効率の良い作業ができ、斜面での作業要領、作業中の障害物へ配慮等、ノウハウが蓄積されていくようでした。
新芽が目立つようなり、カマキリの卵も散見されたりで、少しずつではありますが、春の兆しを感じられるようになりました。
春の到来はもう少しですが、ご期待ください。
本日は、寒波は去ったという予報でしたが、日が射したり、雨がパラパラとあったりで、少し不安定な気候でした。
作業は、午前に、八ツ橋内のササ刈り、カタクリの森前のササ刈りを行い、午後は、バーベキュー広場横の作業地のササ刈りを行いました。刈り払い機を3台用いて効率の良い作業ができました。
ふり返りでは、刈り払い機に関する話題が多く、「動力使用は効率的であるが手刈りと動力の使い分けをする」「動力は効率的だが色々な自然が見え難くなる」「慣れたせいか飛散物が少なくなったのでは?」「飛散防止ネットがあると良い」等の声が聞けました。
八ツ橋では、ミズバショウの発芽が見られました。春の訪れは、まだまだかもしれませんが、是非、ご来園ください。
生駒花屏風助成金事業でコナラの原木にシイタケの菌を打つ体験イベントをしました。
当日は午前中雨模様でしたが、第二キャンプ場の炊事棟下で原木に穴を開けて種駒を打ち込みました。
作業は午前中でほぼ済ませ、お昼は参加者皆で豚汁とぜんざいを楽しみました。
本日は、今年最初の森林活動でした。朝は晴天でしたが、時間とともに曇り空になり、雨が降り出しそうになった一日でした。
午前は、天田神社(おいしいお米がとれたことから、甘田と呼ばれたことに由来するそうです)で、今年の安全祈願の後、園地に向かいました。園地到着後、午前は、カタクリの森の向かい側で下草刈りを行いました。午後は1月21日に実施される予定の「シイタケの植菌体験」の準備を行いました。ほだ木も十分に用意されましたので、多くの方の参加を期待しています。
ふり返りでは、「竹の伐採・整備をやる」「動力機の使用で効率を上げる」
等の今年の抱負の声がありました。皆さまの期待に応えられそうです。
本年も、昨年同様のご支援、ご声援をよろしくお願いします。
本日は、今年最後の森林活動になりました。
午前は、事務棟倉庫3か所の清掃・棚卸・整理と、カタクリの森前の湿地内のハンノキ若木の除去作業を行いました。午後には、森林整備部の今後の活動、人工林活用等についてのミーテングを行いました。
事務棟倉庫の棚卸で、ケースの中身が分からない、重ね置きが扱いにくい等の意見がありました。
ミーテングの成果は、今後の活動で発揮されると思いますし、今後もこのような話し合いの機会を増やしたいとの意見も出ました。
来年は、1月13日から活動が始まりますが、今年同様のご支援、ご声援をよろしくお願いします。
本日は、チェンソー講習会でした。12月にしては暖かく、講義を聞いている間も寒いという事もなく、よく理解できたのではと思います。
午前は、体操した後に人工林に移動して、チェンソーの安全な使用方法の話を聞きました。「自分の体は自分で守る」が基本で、服装においては、ヘルメット、フェイススクリーン、ゴーグル、手袋、保護ズボンかチャプス、保護靴が必須であること。また、笛の正しい使い方を学びました。その後、玉切り、バー挟まれ時の対応を行い、午後からは、横切り、目立て、メンテナンス作業を実践しました。
マンツーマン講習でしたので、より技術が身に付いたようです。今後は、動力機の使用に伴い、リスクも増えるので、安全に十分配慮して森林活動を行うことを学べた講習会でした。
本日は、寒くなるとの予報もありましたが、風はなく、日差しも時折あり、活動は順調でした。
作業は、午前、午後を通じて、八ッ橋の湿地部の下草刈りを行いました。刈り払い機を1台使用し、手作業用として、刈込ばさみを使用しての下草刈りでした。例年のことですが、刈り込んだ後から、野イチゴが散見され、植物の共生を感じました。カタクリの森の隣の八ッ橋の下草刈りを行い、整備された景観の範囲が広がりました。
くろんど園地では、ドウダンツツジの紅葉が目立つようになり、ヒイラギ、ヤツデ等の花も見れます。是非、ご来訪ください。
3名で八ッ橋周辺の景観整備を行いました。最近、月曜の活動は参加者少なめです😥
管理道沿いのラクウショウの落枝整理を行いました。ラクウショウの落ち葉が敷き詰められた湿地帯をよりスッキリと眺められるようになりました。
加えて、カタクリの森の山側奥の下草刈りを行いました。ここ何年か、最も開花数が多い部分です。春のカタクリを楽しみにしています。
昼から雨がパラパラしてきたので、クリスマスリースの催し用の素材を確認して、活動を早めに終えました。
【今日のいきもの】
園地ではヒイラギにフユノハナワラビが咲き始め、柴の中には越冬に入ったコメツキムシが見つかりました。冬が近いですね。ヒメアカネはまだ飛び交っていて、湿地帯に棲みていてくれているみたいです。
11月になり秋も深まり、紅葉が目立つようになりました。本日は、カタクリの森にて、刈り払い機の講習会を実施しました。
初めに、資料「森づくり安全技術マニュアル」をベースに、刈り払い機を安全に使用するための準備、構え、動かし方等、作業のポイントについて、実機を使いながらの解説がありました。その後、昼休みをはさんで、3班に分かれ、カタクリの森を刈り払い機を使用して、下草刈りを行いました。全員が刈り払い機を使用して、広い範囲での作業でしたので、疲れもありましたが、仕上がりを見たら達成感もあったようです。
今、くろんど園地は、ラクウショウ、モミジの紅葉が進んでいます。コブシの冬芽が見られるようにもなりました。また、作業してると、チョウが止まっていました。見どころ満載ですので、是非、ご来訪ください。
10月最後の活動でしたが、秋も本番で、気候も森林活動に最適な一日でした。
本日は、炊事棟横とさらにその東側(エリアBと呼ぶようです)で雑草刈りを行いました。
刈り払い機を効率良く使用し、また、刃を、チップソーとナイロンコードで使い分けることで、
短い時間で綺麗な仕上がりとなりました。安全に充分に配慮することが必要ですが、能率があがるということが体験できました。
さらに、園地を整備して、ヒヨドリバナをたくさん咲かせ、多数のアサギマダラを呼びたいという思いが強くなったようです。
10月に入り、秋の深まりを感じるようになりましたが、午後から小雨となり、雨を避けながらの活動になりました。
本日は、チェーンソー講習を行いました。
午前に、取り扱いや注意点の講習があり、その後、玉切りの実習を行いました。午後は、チェーンソーの分解と清掃、組み立て、目立ての実習を行いました。
特筆したいのは、本日、ヒヨドリバナの周りに、アサギマダラ2頭を見ることができました。園地は、秋本番になっており、いろいろな発見・出会いができるのではと思います。
是非、皆様も、くろんど園地にご来訪ください。
9月も終り近くになって、秋風が暑さを和らげてくれたような1日になりました。森林作業も、余裕がでてきたように思います。
作業は、八つ橋内の落枝撤去・竹柵の撤去・ザリガニトラップの回収と設置を行いました。
竹柵については、傷んできたこともあり、撤去しました。八つ橋との距離感も近くなり、スッキリしました。アメリカザリガニの駆除も7月に続き、トラップの設置等、継続した活動を行っています。
暑さが過ぎると、園地の植物にも秋が訪れたようで、ツリガネニンジン・ツルリンドウ・カラスウリの実・アレチヌスビトハギ・メリケンカルカヤ・キツネノマゴ 等を見ることができました。
是非、皆様もくろんど園地の秋を感じにきてください。
夏休み明けの定例活動、9月半ばを過ぎてもまだまだ暑い中、午前中は人工林内の掛かり木処理、午後はチェーンソーの整備を行いました。
それから、第2キャンプ場にザリガニトラップを設置しました。 結果は次回の活動のお楽しみ。
本日のくろんど園地は大変暑く、温度は30℃を越えていたようです。休憩をタイミング良く取るようにし、水分補給を心がけての作業でした。
作業は、午前に、人工林手前のクヌギ植栽地と、その前の広場の笹刈り等の環境整備を行い、午後からは、第二キャンプ場の池の、アメリカザリガニ捕獲に取組みました。アメリカザリガニは、繁殖力が強く、水生昆虫を捕食したりするなど、陸水生態系に影響を与えており、侵略的外来種とされています。従来より、くろんど園地でも、できる範囲で捕獲をしています。
(最近、条件付特定外来生物に指定されましたが、環境省の「2023年6月1日からアカミミガメ・アメリカザリガニの規制が始まりました!」のWEB記事に詳しく解説されてます)
園地では、ウバユリの開花がもう少しで、ノリウツギは咲きだしました。またヒヨドリバナの群生も確認しています。
8月は、森林整備はお休みで、9月から活動開始となりますのでご期待ください。
梅雨の終わり、35℃を超える猛暑の中、竹の伐採と園地から連絡を頂いた倒木の処理を行いました。
午前中は、バーベキュー広場西側の植林地とカタクリの森の2カ所で倒木の処理を行いました。
その後、人工林内の竹を伐採し、午後から、伐採した竹を使ってベンチを作ってみました。また、伐採した桧材を使って、スウェーデントーチも試作してみました。うまく燃えるかな?
猛暑でも人工林内は30℃を下回る位で随分涼しいのには驚きます。人工林から案内所に戻る際、コナラの木にクワガタやカナブン、ススメバチが集まり樹液を吸っていました。案内所に戻ると、タマムシがたくさん飛んでました。梅雨明けは少し先になりそうですが、盛夏の一日に楽しく作業できました。
梅雨らしい曇り空で、湿度も高かったのですが、温度は上がることはなく、風も時々あり、活動は順調でした。駐車場の奥でアジサイが咲いていました。
作業は、午前に、八つ橋下流管理道沿いの笹刈りを行い、午後からは、第1キャンプ場北面の植樹地下草刈りを行いました。前回と同様に、動力(刈り払い機)を使用して、効率よく作業することができ、仕上がりもきれいになりました。
ただ、ふり返りでは、安全には十分に配慮することが大事との話がでました。
現在、園地はオカトラノオが見どころで、群生して開花しています。
是非、来訪して、ご確認ください。
5名でバーベキュー広場西側植林地の下草刈りを行いました。
ここは2019年3月に植樹して4年が経ちます。残念ながら半分位は枯れてしまいましたが、ヤマザクラやクマノミズキが3m位まで育ってます。
今日は動力(刈払い機)使用者が3名です。植樹の周りを先に手刈りしてから動力を使用し、短時間で効率よく作業を行えました。
30℃を越える暑さもあって、下草刈りの後は、前回整備した竹柵の確認と、人工林の竹の様子を見ることにしました。カタクリの森では、丈を伸ばしたササの中からササユリが数株、うつむき加減に花を見せてくれました。ここ何年かお目にかかれてなかったので、ちょっと嬉しかったです。
【今日のいきもの】
梅雨時ということで、活動の合間と帰り道に、朽木に出てくる変形菌(粘菌)を探して見ました。
6月になり梅雨入りもしたようですが、本日の園地内は気温は作業に影響するほど高くはなく、来訪者も多いようでした。
作業は、八つ橋管理道沿いのタケ柵の設置を行いました。八ッ橋の柵の補修は、直近の課題として森林整備部で共有されていたものです。今回で全ての棚の補修が完了したわけではありませんが、目に見える結果となりました。来訪者の方からも柵に関しての感謝の声がありました。
現在、園地はササユリの開花が見ごろで、例年より多く咲いているようです。日頃の笹刈りの効果が出たのかよく分かりませんが、森の中でササユリに出会えるのは喜びの一つです。是非、来訪して確認ください。
本日は集合時少し暑さを感じましたが、園地に入ると曇り空で、暑さもまだ心配する程ではなく、快適な活動となりました。
作業は、午前に八つ橋の柵の補修として、入口両サイドの杭打ち、及び、八つ橋へ竹の移動、午後はウバユリ育成地の養生と下草刈りを行いました。
八ッ橋の柵の補修は、昨年から、話題となっていた事であり、前回の22日から準備が始まり、今回、杭打ち作業が開始されました。作業は次回以降も続いていきます。杭打ち作業が、初めての方が多かったですが、ふり返りでは 「掛矢の芯で杭打ちが決まると乾いた音と打ち込み量も大きく気持ちもよい」という声も聞けました。興味のある方は、参加のほどお願いします。
園地は、春~梅雨~夏 へと姿を変えていっています。見どころも少しづつ変わってきています、是非ご来訪ください。
今日は2名で八ッ橋の柵補修の準備を行いました。午前中は補修用の竹杭の集積場作り、午後からは竹杭打ちと番線止めの試行を行い、今後の作業手順としてまとめました。
湿地帯ではミズバショウの花が終わり、小池ではオタマジャクシが育ち、ショウブが咲き始めました。キショウブも鮮やかな黄色が新緑に映えるのですが要注意外来生物にて困ったものです。2年前に植樹したオニグルミは昨年より一回り大きくなって1mを越え、葉っぱを大きく茂らせていました。
午後からは雨の予報でしたが、朝は雲り空で暑さを感じることもなく、昼前には日も射してきました。
作業は、2班にわかれて、バーベキュー焚付け用薪のヒノキの玉切り と 人工林に侵入してきた竹の伐採、及び、柵の材料つくりを行いました。
今回は、園地で使用する材料を準備するための活動で、日ごろお世話になっている園地の方々に、少しは協力できたかと思っています。
園地は、暑い季節にはまだほど遠いようで、過ごしやすく、来訪者も多くみられます。
まだまだ、見どころは沢山ありますので、是非、ご来訪ください。
4月も中旬となり、本日は晴天の中、木々の緑が映えて実に快適な一日でした。
内容は、午前にBQ広場横の植樹地の笹刈り・倒木処理を行い、午後に人工林前のクヌギ植栽地の笹刈りを行いました。
笹刈りの作業中には、小さな植物の芽吹きを見ることができ、また、刈払い機で笹刈りの後を、きれいに処理することも出来て作業を完了しました。
園地は、5月の連休に向けて環境整備をされているようで、我々も協力できたかと思います。
これから、良い気候になるようです。是非、来訪ください。
本日朝のうちは少し肌寒さが残る曇り空でしたが、昼前後から日が射すこともあり、春らしさを感じることができました。
内容は、最初にロープの結び、ロープの掛け方等の講習を行い、その後、人口林でヒノキの伐倒作業を行いました。少し傾いている木を選んで作業を行いましたが、人口林の中が少し明るくなり
視野も広がったように思います。
園地は来訪者も多く、カタクリ、ショウジョウバカマ、ミズバショウが人気のようでした。またコバノミツバツツジが旬の見所になっていました。
春も本番ですのでこれから楽しみです。