森林整備部

 森林整備部では「くろんど園地さんさくの森つくり隊」をつくり、府民の森(くろんど園地)をフィールドにして「里山保全活動」を行なっています。2013年~2016年には林野庁の森林・山村多面的機能発揮対策の事業に取り組みました。又、2023年からは「生駒山系花屏風活動」にも参加して活動しています。参考:里山の管理

 

活動の目的:   

①大阪府民の森を「永続性のあるきれいで明るい森」にする

②市民参加の活動に展開して人と森つなぎ自然や環境の大切さを伝える

③森林整備で出た間伐材の利用促進をはかる 

これまでの森つくり隊の活動は以下をクリックしてご覧下さい

 

2012年度の活動報告   2013年度の活動報告

2014年度の活動報告   2015年度の活動報告

2016年度の活動報告   2017年度の活動報告

                    2018年度の活動報告 2019年度の活動報告

                    2020年度の活動報告 2021年度の活動報告

                  2022年度の活動報告   2023年度の活動報告

ほしだ園地やくろんど園地の昔

コバノミツバツツジ
コバノミツバツツジ

 江戸時代末期、交野山はハゲ山だったと言われています。それは人々がこの山の木を燃料の薪や柴として利用するため切ってしてしまったからです。そこでは雨が降ると表土が流され、土砂の流失や水害が発生したと思われます。

 明治になって山の整備が進められ縁が回復してきましたが、戦後は、再び交野山の山頂付近ははげ山となり、下の方はアカマツ林が広がる里山となっていました。

人が生活に利用してきた里山は、綺麗に整備されて秋にはたくさんマツタケが生え、春にはコバノミツバツツジが山をピンクに染めていてたと思います。

シロバナウンゼンツツジ
シロバナウンゼンツツジ

 現在のほしだ園地は木々に覆われ、星のブランコから見る森は綺麗に見えますが、長年手入れがされず、森の中はカシ類、ソヨゴなどの常緑樹が成長して暗い森になっています。

自然は放置しておく方が良いと言う考えもありますが、古来より里山としの森は人が自然を生活の一部として利用することによって成立してきました。 

 

 園地の森も適度な手入れをして府民の森として色々な草木が育つ明るい綺麗な森にして、多様な生きものが住む場所にしたいものです。


昭和20年~30年頃の交野の山の様子

昭和20年代の交野山ははげ山状態(枚方・交野100年史より)
昭和20年代の交野山ははげ山状態(枚方・交野100年史より)
昭和30年代の白旗池ほとんど松林(枚方・交野100年史より)
昭和30年代の白旗池ほとんど松林(枚方・交野100年史より)

くろんど園地

ほしだ園地

むろいけ園地

中部園地

ちはや園地