※参加者の写真は事前に許可をいただいうえで掲載しています。
早春のくろんど園地に、大阪シニア自然カレッジの15期生のみなさんを案内させて頂きました。21名の方々を3班に分けて、スタッフ7名でガイドさせてもらいます。
私市駅から、月の輪滝を経て尺治川沿いを歩いて、くろんど園地所に向かいます。週末からの雨のせいか、滝の水量が多めでした。
すいれん池休憩所で昼食をとった後、大阪府民の森を題材として、ミニ講義をさせてもらいました。
・大阪府民の森 発足の経緯と役割、および、府民の森パークレンジャーの歩み
・自然公園としての くろんど園地の楽しみ
管理事務所前のタマムシの翅で盛り上がったあと、八ッ橋の湿地帯に向かい、早春のいきものを観察してもらいながら、クイズも交えて次のようなお話をさせてもらいました。
・カタクリの赤ちゃんから始まる、春の妖精の世代更新
・ニホンアカガエルの産卵から見える、小さな池の生態系
・八ッ橋に定着するミズバショウ、白い仏炎苞だけでない不思議
最後に、手作りのフォトフレームをお配りし、みなさんに、ミズバショウやショウジョウバカマなどの風景を切り取って、目に焼き付けてもらった後、河内森駅への帰路につきました。
道中、ツツジやヤマザクラはまだ早く、華やかさにかけるところはありましたが、くろんど園地の雑木林や湿地帯で、早春を楽しんで頂けたかなと思ってます。(2022/3/24 ます)
【早春のいきもの】
4人のレンジャーで大阪シニア自然カレッジの皆さんをほしだ園地に案内しました。私市駅より、かわぞいの路をゆっくり歩いて、交野の歴史の話や、季節の自然で色々なひっつきむし、キリの実、ゴンズイ、口を開いたアケビ、アオツヅラフジの不思議な種、ヤクシソウ、途中で見かけた野鳥などを解説しながら園地までハイキングしました。
園地では、昼食後ピトンの小屋横の広場で、大阪府民の森ができた経緯やその意義や役割などについて話をして、自然公園の理解を深めてもらいました。午後は管理道を歩いて星のブランコを渡り、秋めいてきた園地を眺めて楽しんでいただきました。(2021/10/7 T.T)