2017年度必修研修

2017/9/16(土) 在期必修研修「救急法Ⅱ」

 港区の区民センターにおいて日赤の救急指導員お二人を講師にお招きし、JPA会員22名の参加を得て「応急手当」の基本の研修を開催しました。 

 午前中は、恒例のアイスブレーキングでスタートし、「応急手当」の基本の学科講義と実技 (生命確認、回復体位、直接・間接圧迫止血等) を実施する。

 午後からは、2人/1組でペアを組んで三角巾を使った色々な包帯法 (額、頭、前腕吊り、膝、足首、鎖骨等部位)を交互に繰り返し訓練する。

 最後に、研修で習得した知識や技術等を使って実践シミュレーションを2グループに分かれて体験する。2場面設定 (①真夏の森林内の草刈り作業での熱中症設定 ②地震発生(途中余震も発生)により、園地内レストハウスが半倒壊設定) で、傷病者を応急手当する総合演習です。救助グループと傷病者グループに分かれて実施するが、特に救助グループ側の設定現場での判断力、処置、連絡、連携等の総合力と冷静な対応力を必要とする演習で、グループ内全員が協力して問題解決する重要性を認識し、いざ実践するとその難しさを全員が痛感しましたが、良い機会に体験をする事が出来ました。

 又、振り返りでも本講習等を含めて毎年繰り返しの学習が必須でパークレンジヤーとして救急法のスキルを更に向上させる必要があると多くの参加者の声がありました。お二人の講師の方々本日は、大変お疲れ様でした。本当に有難うございました。(ま)

2017/8/5(日) 在期必修研修「救急法Ⅰ」

 大阪市内港区の区民センターにおいて日赤の救急指導員お二人を講師にお招きし、JPA会員23名の参加を得て終日心肺蘇生法&AEDの取扱いについての研修を開催しました。

 午前中はJPA仲間をさらに深く知るためのアイスブレイク:「実は私○○です」を行いました。その後、

復習の意味も込め救急救命の基本的な考え方と救命の連鎖について座学で学び、心肺蘇生法~AEDの基本をアンチャン(講習用の人形)を使って実習しました。

 昼食後、午前中の基本に基づいて、傷病者の発見からAED使用まで一連の動作を連携して繰り返し実施しました。また気道内異物除去の方法や傷病者の搬送法についても体験することが出来ました。

 心停止後の生存率が1分経過する毎に10%減少する状況下で、医者や専門家に託する二次救命措置の前に、第一発見者が現場において迅速かつ適切に応急手当を実施する一時救命措置の大切さを再認識した次第です。

 振り返りでは、有事は事前防止が第一ですが、不幸にして発生した場合に如何に冷静に対応するかは、本講習等を含めた繰り返しの学習が必須!との多くの参加者の声がありました。

2017/4/2(日) 安全管理研修「自分も人も相手も大切に=アサーション」

 パークレンジャーの活動で、意見の違いやメールの言葉使いによって人間関係を悪くしてしまうことがありますその原因は話をする時の言葉の使い方や、話の聞き方に問題があるように思います。特にメールの文字だけの情報によるやり取りには気をつける必要があります。

 

 私たちの活動では、お互いが仲間として信頼できる関係になっていないと安全に配慮した活動はできません。今回の研修では、人と人のコミュニケーションで、自分を大切にし、相手も大切にして話をする方法 (アサーティブ) こついて学びました。

 

コミュニケーションの三つの自己表現タイプについて

①攻撃的で 相手を否定するタイプ (私はOKである。あなたはOKでない)

②受身で自分の意見を言わないタイプ (私はOKでない。あなたはOKである 

➂お互いを大切にして話す=アサーティブ (私はOKである。あなたもOKである) 

 

 ボランティア活動は会社のように命令で動くものではありません。互いに納得して信頼できる関係があって初めて人は動きます。そのような関係になるために大切なことは、
*
人には色々な意見や考え方があることを認める。
* 自分も大切にするが人も大切にすることを忘れない。
* 「あなたはXXXと思うんですね」、「私はZZZと思います」と言う話し方をする。
* 相手を否定するようなメールは出さない。もし来たらすぐに返事せずクール

 ダウン  してからゆっくり返事する。
* 文字の情報だけでは相手に真意が伝わりません。メールで反論するようなこと

 が生じたら直接会って話をするようにすると良い (た)

(当日の資料は会員のページ育成指導 「必修研修」をご覧下さい)

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