ちはやチームは大阪府の南部、千早赤阪村にある「ちはや園地」を中心に、ガイドウォーク、石窯ビザづくり、ナイトハイク、星空観察、ハイキングなどのイベントを行っています。近日開催予定のイベント情報はこちら。
※参加者の写真は事前に許可をいただいうえで掲載しています。
1月12日(日)、金剛山ちはや園地で「初登り&豚汁」を実施しました。
毎年好評をいただき、今年も申込開始から数日で満席になりました。
当日は曇りの予報でしたが、少し晴れ間も見え、風はほとんど無く、例年に比べてあまり寒さは感じませんでした。2日ほど前に雪が降ったので、登山口にも積雪が見られました。この日は登山者が多く、河内長野駅発のバス乗り場は、これまで見たことがないほどの長いバス待ちの行列ができていました。
10時頃に登山口を出発して、15分ほどで二合目に到着。このあたりから積雪が増えてきたので、少し早い目にアイゼンを装着。最近は年々暖冬傾向で雪が少なく、二合目でアイゼンを付けたのはこれまではなかったことです。
徐々に深まる雪景色を見ながら針葉樹林帯を歩き、時折休憩がてら自然解説などしながら11時過ぎに五合目に到着。皆さん上着を脱いで体温調節と水分補給。この時期風が吹くと寒く感じる場所ですが、今年は風も無くちょうどいい感じです。杉や檜に積もった雪が美しい景色を見せてくれます。
八合目付近でブナの巨木を観察。幹周りの太さから推定すると、樹齢200年位でしょうか? このあたりからは、針葉樹林帯から落葉樹林帯に替わって辺りが一気に明るくなり、雪景色が一層綺麗です。
八合目以上は、一面樹氷の世界に突入。参加された皆さんからも「うわぁ~キレイ~」と歓声があがり、思わず足を止めて撮影モードに....。山頂付近に差し掛かるとさらに雪深くなり、雪を踏みしめる「ギュッ、ギュッ」という音が心地よく、心が癒されます。
12時過ぎに山頂広場に到着。時折光がさしてきて、美しい樹氷が見られました。
皆でライブカメラに映りこみ、転法輪寺、葛木神社へと進み、暫し恒例の野鳥とのふれあいタイム。
皆さん手のひらにエゴノキの種を乗せて、ヤマガラやコガラと触れ合いました。野生生物の餌付けはあまり好ましいものではありませんが、生き物と触れ合えるのも自然の楽しみ方の一つかもしれません。
そうこうしていると、キャンプ場に待機しているスタッフから、「豚汁ができていますよ~」との連絡があり、急いでキャンプ場に向かいました。
キャンプ場到着後は、お待ちかねの豚汁と炊き込みご飯です。今年は炊き込みご飯が2種類になり、一層レベルアッフしました。参加された皆さんからは「美味しかった、また来年も参加したい」との感想をいただきました。
〔参加された方の感想〕(抜粋)
・今回もとても楽しかったです。お天気も良くて、豚汁も美味しくて最高でした。炊き込みご飯は2種類も! 木や動物のことを解説していただきながら楽しく登ることができました。また来年もよろしくお願いします。
・とても温かな食事をいただき、幸せな時間ありがとうございました。
・想像以上に楽しかった。雪景色がとてもきれいで心が洗われる感じでした。スタッフの方にも、気を遣っていただいてありがとうございます。豚汁・炊きこみご飯最高でした。
・雪景色がとても美しく、初めてですが参加してとても良かったです。
・温かいお食事までご用意して下さって。雪山も楽しめてこんなに素敵なイベントは他には無いと思います。
・大変楽しかったです。ありがとうございました。
・道中、色々とご教示いただきありがとうございました。参加させていただき、良い体験ができました。
・初めての雪山登山で不安でしたが、サポートしていただき安心して楽しめました。豚汁・炊き込みご飯もとてもおいしかったです。
・去年も参加しました。楽しいです。また来年も参加したいです。豚汁、体が温まりました。
・雪も多くきれいで、豚汁もご飯も美味しく、ありがたかったです。
また参加したいと思います。
・また参加したいです。ありがとうございました。
・歩くペースもゆっくりで、自然についていろいろ教えていただいて良かったです。また参加したいです。
12月21日(土)、来年1月12日(日)に実施する「初登り&豚汁」の下見を行いました。登山班、豚汁班に分かれてそれぞれ集合し下見を開始しました。当日は小雨の予報で、登山班は予報どおり登山開始時に少し雨に降られたもののすぐに止んでその後降られることは有りませんでした。気温は比較的高く、風もなく、7合目辺りまでは雪は解けて地面がぬかるんでいました。
見どころポイントをスタッフで共有しながら進み、山頂に到着。
山頂では、誰が作ったのか人気アニメキャラクターの雪像が数体作られていました。どれも素晴らしい出来栄えでした。土曜日にしては登山者は少なく、鳥の餌場では野鳥が待ち構えていました。
ひととおりハイキングコースを下見した後キャンプ場に到着し、豚汁班が作ってくれていた豚汁と炊き込みご飯をいただきました。「やっぱり何度食べてもおいしい!」リピート参加される方の気持ちがわかります。今年も申込開始から4日ほどで満席になってしまいました。
この日は樹氷は見られませんでしたので、本番に期待します。
10月5日(土)、「ナイトハイク&星空観察」を行いました。前日まで雨模様でしたが、当日は曇天ではあるものの雨は降らないという予報で、予定どおり実施できました。
今回は、ちはや園地「ちはや星と自然のミュージアム」さんとの初コラボイベントで多数のご参加を期待していましたが、思いのほか参加申込が振るいませんでした。最終的にはちはや園地の職員さんのご尽力のおかげで、5名の方にご参加いただきました。
予定どおり、夕方5時前に集合してナイトハイクを開始。まずは展望台からの夕焼け観賞。淡路島方面に沈む美しい夕景を見ることができました。その後大阪府最高地点を経由して、山頂方面までハイキング。次第に辺りは暗くなり、時折木々の間から夕陽が見えて綺麗でした。
ほどなく山頂付近に到着しムササビ観察に入りました。1週間前の下見の時は、ムササビの鳴き声が聞こえて、飛んだり木に登る姿が観察できましたが、この日はなかなか出てきてくれません。もしかするとねぐらを変えたのかもしれません。結局30分ほど観察しましたが、ムササビは確認できませんでした。
今度は、ピクニック広場に戻る途中で、陸生ホタルの幼虫を探してみましたがこちらも発見できませんでした。
7時半からは星空観察です。今回はムササビ観察で空振り、ホタル観察でも空振りでしたので、もう一度空振りして三振しないように何とか星空観察だけは楽しんでいただきたかったのですが、空はあいにくの曇天でした。
予報では8時~9時頃には晴れ間がでるとのことでしたので、ミュージアムの職員さんに雲の切れ間から見える星を探してもらいながら、皆さんにはスライドを使って当日見える星空やギリシャ神話にまつわるお話しをしました。
しばらく話を進めるうちに少し星が見えるようになり、急いで星見台へ上がって観察。夏の大三角が見えており、こと座のベガ、白鳥座のアルビレオ、それから土星を望遠鏡をとおして見ることができました。
参加者からは、「きれいですね。」「やっぱり星空にはロマンがありますね。」などの声をいただきました。
最後に、皆さんで星座の簡易早見盤を作って終了しました。
ちはや園地の星空は本当に綺麗です。皆さんには天候の良い時に是非また参加していただきたいと思います。
タマゴタケが出てくるところをタイムラプスカメラ撮影してみました。
※撮影時間 約10時間
9月28日(土)、「ナイトハイク&星空観察」の下見を行いました。現在、ちはや園地キャンプ場がリニューアル工事中のため、例年宿泊する常設テントサイトが使えません。そのため今回はテントを持ち込んでの宿泊になります。そこで、まずスタッフ宿泊用に購入したテントを園地まで運ぶ作業から始まりました。
テントとテントマットを背負って強力さんのような姿で登っていると、上から降りてくる人の注目を浴びました。
いつもより少しスローペースで園地に到着。キャンプ場でテントを設営した後、今回コラボする「ちはや星と自然のミュージアム」の職員さんとの打ち合わせ。
お話を伺うと、現在は持ち込みテントサイトのみ利用可能ですが、利用者は結構あるとのことでした。
打ち合わせ終了後、17時頃からナイトハイクの下見を行いました。あいにくの曇天で当たり一面霧に包まれていましたが、薄暗い山道は幻想的な世界でした。
夕焼けや星空は見られませんでしたが、ムササビ観察では鳴き声や滑空する姿や木に登る姿が確認できました。また、陸生ホタルの幼虫も発見しました。
残念ながら、今のところ参加申込が少ない状況です。今回は「ちはや星と自然のミュージアム」とのコラボ企画で、大型天体望遠鏡での観察もできて、参加費はキャンプ場宿泊代もコミで1,500円/1人と非常にお得なになっています。楽しいイベントですので、皆さん是非参加してください。
10月5日(土)開催予定です。お申し込みをお待ちしています。
詳しくはコチラをご確認ください。
7/28(日)ちはや園地で金剛山 夏まつりが行われました。
恒例の標高1000mコンサートでは国際大会チャンピオンの口笛とバイオリン演奏が、山の空気をより一層すがすがしいくさせてくれます。今回Yama-cafeでは軽食にかき氷が販売され、楠木正成が考案した楠公飯の試食会も。
パークレンジャーは、ちはや園地/金剛山のいきものを題材とした2つの催しを行いました。
缶バッジ作りでは、いきもの(鳥・動物・昆虫・お花)の写真と塗り絵の下絵を用意して、オリジナルのバッジを作ってもらいます。バッジの裏面には、いきものの解説を参照できるQRコードシールが貼り付けられます。家族連れや女性ハイカー中心に楽しんで頂きました。
動物紹介では、ちはや園地に設置した赤外線カメラの映像と、食痕や羽根などの実物展示を通して、哺乳類や野鳥を紹介しました。
缶バッジ作りと動物紹介を通して、いきものを身近に感じてもらえたのかな。さすがに金剛山も暑い一日でしたが、スタッフも楽しい一日を過ごすことができました。
金剛山山の春まつりでピザ作りのイベント”森のピザ屋さん”を行いました。
思い思いに生地を伸ばして具材をトッピングしたピザを、石窯で焼いて召し上がっていただきました。
”参加者の様子” と ”ピザができるまで”の真剣だけど楽しそうな スタッフの動画を掲載します。
山で食べる焼きたてのピザは格別!!
4月14日(日)に開催される、「金剛山 山の春祭り2024」で実施する「森のピザ屋さん」の下見を行いました。
昨年も実施したイベントですが、やってみると段取りを忘れていることが多く、下見の大切さをあらためて感じました。
ひととおり、作り方や安全管理事項などを再確認し本番に備えました。
「森のピザ屋さん」は昨年1時間ほどで完売した人気イベントです。金剛山キャンプ場A炊事棟で行います。
当日午前11時30分から、先着順で30枚まで受け付けます。